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公的年金と個人年金保険の支給額・控除額を比較【まずはねんきんネットに登録から】

年金を大まかに分けると公的年金(国民年金・厚生年金)と個人年金に分けることができます。

公的年金は国が運営する公的な年金制度で、個人年金は民間の保険会社が運用する金融商品の一種になっています。

それぞれにメリットとデメリットがありますが、個人年金を利用する場合は公的年金に上積みする形が一般的になっています。

公的年金は納める義務があることも踏まえ、違いを知って組み合わせることが重要です。

 

公的年金・個人年金比較

年金ネット 個人年金

公的年金

管理機関 国
種類 老齢年金、障害年金、遺族年金
支払い 厚生年金は収入による。国民年金は16,340円
受取額 平均月額で国民年金は5万5千円、厚生年金は14万7千円
安全性 国管理の為、景気は関係なく、少子化などの影響により下がることも

個人年金

管理機関 保険会社
種類 保険会社などと私的に契約する年金保険
支払い 各保険会社による
受取額 1万円を30年支払ったら月額3万3,000円
安全性 保険会社の運用為、破綻したらなくなるケースもある。しかし運用がうまくいけば安定した年金額をもらえる

・公的年金は国が提供する年金制度のこと

年金ネット 個人年金

公的年金は国民年金や厚生年金、公務員向けの共済年金が含まれます。一定の年齢以上になると給付される仕組みになっていて、収めた年月と金額によって給付額が決まります。

20歳以上になった場合や働き始めた場合は収めるのが義務となるため、無意識に払っている人が多いのも特徴になります。一部例外はあるものの、日本人であれば誰でも入っている制度です。

特徴となっているのが国の運営する制度になるため、運営元が破綻するリスクが極端に少ないことです。民間の保険会社などであれば倒産のリスクがありますが、国が経済的に破綻するリスクは低くなります。

安定性が高いのが魅力の一つになります。

また、障害年金や遺族年金など、収入が極端に減る状況になった場合の保障が手厚いのも特徴です。保険に入る場合は障害年金などの制度と併用をすることを前提にしなければ、保険料が高額になる恐れがあります。

制度自体を知らないと保険にばかりお金を使うといった事態になりかねないのです。公的年金制度と保険を組み合わせることで生活の安定度合いが高くなります。

デメリットとなるのは厚生年金に加入していない人や収入が少ない人の場合は老後の年金が不足する可能性があることです。

自営業の場合は国民年金基金に加入するなど、別な公的な年金制度を組み合わせることや、個人年金などで老後に備えることも大切です。

将来の財源不足が心配されているため、自主的に備えている人が増えているのもポイントです。

 

・個人年金は保険会社が提供する金融商品の一つ

年金ネット 個人年金

民間の保険会社が提供する金融商品の一つになります。金融商品として扱われるのは、支払ったお金に利息を上乗せして将来に受け取れる仕組みです。

また公的年金と違って途中で解約して解約金を受け取ることや、積立金を担保にお金を借り入れることも可能です。

契約内容によって異なるものの、貯蓄と同じように金融資産として扱われることが多いです。

詳細として個人年金には大きく2つのタイプがあり、まず1つは月いくらは払えば必ず決まった金額がもらえる従来型の「個人年金」、もう1つは保険料を運用してもらいその金額の上がり下がりが変る変額個人年金があります。

年金の受け取りは一括で受け取れるものや、10年間受け取れるものが主流でしたが、終身タイプの保険も増えています。

終身型の場合は生きている限り年金を受け取れるため、老後の豊かさを実現するために加入する人も多く、更に年金の一部は所得の控除に使われているのも魅力で、節税の手段として組合せて利用する人が多いです。

デメリットになるのが長期の積み立てが前提で、実際支払いがきつくなり早期に解約した場合は手数料が差し引かれてしまい、預けたお金が目減りしてしまうケースがあります。

また、日本円の貨幣価値が急激に変動した場合に積立金の価値自体が減ってしまう場合もあるのです。

長期にわたって資金が拘束される点には注意が必要になります。所得の控除は4万円が上限であり、それ以上の金額をかけても控除に仕えないのもポイントです。

その上、運営企業が倒産した場合や、終身型の個人年金で早期に亡くなってしまった場合のリスクも考える必要があります。

運営企業が倒産した場合は他の企業などが債務を引きつくがたちになり、受取金額が減ってしまう可能性があります。

終身型の個人年金はなくなった時点で支給が停止されるため、掛け金よりも受け取り金額が少なくなる場合もあります。

任意で加入するのも個人年金の特徴になるため、公的年金と組み合わせることが大切になるのです。

・個人年金の主な種類比較

終身年金

公的年金と同様になくなるまで支給されます。

有期年金

受取期間が指定されていて、例えば10年なら被保険者が生きている場合に支給されます。

確定年金

受け取り本人がなくなっても、有期年金の期間中ずっと支給されます。

変額年金

運用実績次第で将来受け取れる年金の額が変動します。

外貨建て年金

海外の高めの利率で運用することで、円建ての年金よりも有利に運用が可能です。

 

・個人年金の役割をはたす商品

 


>>保険ニュース

 


>>クレド

 

 

・公的年金に民間の保険や個人年金をプラスするのが重要に

年金ネット 個人年金

公的年金は保証が手厚く、運営元が国であるため破綻リスクが少ないのが魅力です。しかし年々厚生年金の支給額が減少している為不安もあります。

しかし民間企業が運営する個人年金のような運用リスクが少ないのはとても魅力です。しかし物価の変動に対応して受け取れる金額が変わるため、貨幣価値の変動に強いという特徴もあります。

国民は年金を支払う義務があり、特に正社員で働いている方だと自動的に支払われ、自営業などは国民年金を払う義務があり収めないと強制徴収などで金融資産が差し押さえられる場合もあります。

納められた金額が少なければ将来受け取れる金額も減るため、まず公的年金を納めることが安定した老後を目指す条件です。

ただし、公的年金制度には限界があり、それを補うために誕生したのが保険や個人年金です。全ての人が満足できる年金を受け取れるとは限らないため、不安や課題に備えられるのが魅力です。

個人年金は老後のための金融資産に分類され、貯金以外で老後に備える手段の一つになっています。

 

・年金ネットをチェックしてバランスをとることも大切

年金ネット 個人年金

年金に関する不安がある場合は、まずは年金ネットをチェックして自分が将来受け取れる年金額を確認することがおすすめです。

年金ネットでは自分の納めた公的年金から将来の受取額をチェックすることができます。シュミレーションも可能です。

今の生活水準を続けるのであれば、どの程度資金が不足するか、あるいは十分に足りているか確認する目安になります。

不足があれば個人年金や貯蓄などで供え、バランスをとることで安定した老後が目指せます。

年金ネットに登録してまずは自分の年金をチェックしていくら実際受け取れるか確認しましょう!

登録にはアクセスキーが必要ですが、年金定期便に記載されていますのでご確認ください。


 

ライター名:しらたま。
プロフィール:金融関係の情報や暮らしに役立つ雑学などを発信するフリーライター。持病で不安を抱えた経験から個人年金に加入するなど、実際の経験から得た情報発信も多い。